ハディ氏得票率99.8% イエメン暫定大

17日の東京株式市場は、日経平均株価終値が前日より5円93... 17日の東京株式市場は、日経平均株価終値が前日より5円93銭(0.06%)安い9464円71銭だった. 前日に大きく値下がりした株を買い戻す動きがあり、一時、9500円台を回復したが、買い戻しが一巡すると下落に転じた. 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同0.74ポイント(0.09%)低い803.09. 出来高は15億4千万株. イエメンの選挙管理委員会は24日、暫定大統領選挙(任期2年)に与野党の統一候補として立候補していたハディ氏が当選した、と発表した. ハディ氏は21日投票が行われた大統領選の唯一の候補者で、事実上の信任投票だった. 投票率は66%で、有効投票の99.8%がハディ氏を支持したという. ハディ氏は25日、国会で「国家の統一を守る」と就任の宣誓をした. 27日にはサレハ前大統領も出席する就任式が予定されている. この選挙は、昨年11月にサウジアラビアなど湾岸諸国や米国などの仲介でイエメン各派が受け入れた和平合意に基づくもので、同合意でサレハ大統領から大統領権限を移譲されたハディ副大統領だけが立候補. 反サレハ政権デモを続けたノーベル平和賞受賞者のタワックル・カルマン氏ら青年グループは「改革への第一歩」として選挙とハディ氏選出に賛意を示していた. これに伴い、北イエメン時代から33年にわたって大統領の座にあったサレハ氏が、一連の「アラブの春」で初めて、平和的に退陣することが確定した. (チュニス=貫洞欣寛).