電撃PlayStation】進化を続ける

10月11日の大規模な無料アップデートに引き続き18日よりダウンロードコンテンツの配信も開始されるなど、発売から1年をへても、さらなる進化を続けている『グランツーリスモ5』. そのレースイベントが10月15日、六本木のメルセデス・ベンツ・コネクションにて開催されました. これは、このレースイベントに先駆けゲーム内で行われた予選タイムトライアルで、好成績を収めた7人の強者プレイヤーが一堂に会し、しのぎを削る決勝イベント! 今回は、多くのスーパーなドライビングテクニックが披露されたこのイベントの模様をリポートしていきます(前のめりすぎて、若干メモを取り損ねたのは内緒! ). 当日の予選は、現在配信中の新コース"スパ・フランコルシャン "を7人のプレイヤーがそれぞれ15分間ずつ走り、ラップタイム上位3人がファイナルに進出できるというもの. そして、この"スパ・フランコルシャン "は、この時点でまだ配信されていないコースだったため、7人全員が、はじめてそのコースを走るという平等な条件のもと行われる予選となりました. 参加者は誰もが腕に自信のあるドライバーばかりで、初見のコースながら、周回を重ねるごとに一気にタイムを短縮していきます. まるでリアルで行われている実際のレースを観戦しているかのような、不思議な感覚に襲われ、最速タイムが更新されるたびに、自然と歓声が上がり、会場はじょじょにじょじょにヒートアップ! かくいう私もヒートアップしすぎて、当日のカメラマンさんの電話を10数分間無視し続けてしまいましたが、それはそれ(ごめんなさい! ). 激闘の予選を終え、ファイナルに進出したのは、えるだーさん、ヤムさん、torafugu(とらふぐ)さん. チャンピオンシップ形式(全3戦)の決勝レースは、"デイトナ""ラグナ・セカ"、そして再び"スパ・フランコルシャン"でポイントを競うことに. モンクレール サイズ ファイナリストの3人は予選を僅差で突破しており、その結果に注目が集まりましたが、予選から終始安定した走りを見せ、決勝でも落ち着いた走りを披露したヤムさんが、"デイトナ""ラグナ・セカ"をすんなり制し、優勝! その美しく丁寧なドライビングは初代から『グランツーリスモ』を走り込んできたという、熟練のテクニックそのものでした. 優勝の副賞は、11月10日に鈴鹿サーキットで行われる"AMG Driving Fascination in SUZUKA CIRCUIT"への招待. 当日解説も担当した、ポリフォニー・デジタル山内一典氏が直々に祝福し、会場からも大きな拍手がヤムさんへ贈られました. 山内氏は「以前から海外ではこのようなイベントは行われていたので、国内でもぜひリアルのレースイベントを開催したいと考えていました. 今回実現できて本当にうれしいですね. レース自体も非常にハイレベルで、このようなトップオブトップのプレイヤーの走りを間近に見られて、改めて『グランツーリスモ』の楽しさを実感できました. 今後もぜひこのようなイベントを実現させたいです」と語っていました. 『グランツーリスモ』のさらなる進化にも期待したいところです! (電撃PlayStation編集部リュウノスケ).